【スパイスの魅力に惹かれて】
スパイスの効いたコントラストのある世界を体験していく
それが1番の楽しみだ‼︎と感じる人生を生きたい
ある時、ハットが似合う背の高い紳士が言いました
「スパイスの事を深く知りたければ、大航海時代に鍵があるんだよ」と。
みなさんはスパイスについてどんな見解があるでしょうか?
スパイスはお好きでしょうか?
カレー作りには欠かせないスパイス
種類はたくさんあり、そしてそれぞれには深い歴史がありました
今回はカレーのスパイスの中でも、香り付けに有名なスパイスの一つ
「クミン」についてお話しいたいと思います
目次
- スパイスとは
- クミンとは
- クミンのはなし
- クミンの効能
スパイスとは:香辛料
料理、飲み物、加工食品などに芳香(いいにおい)、風味(上品な味わい)などを付加するために利用する
スパイスの種類:350〜500種類程度(ハーブの種類は万を超える)
クミンとは?[クミンパウダー・クミンシード]
インド料理には欠かせないスパイス。セリ科の一年草
すっきりとした、さわやかな香りが特徴で、クミン独特の香ばしさがカレーを特徴づけています。肉・魚などどんな料理にも合います。ホールのものは最初に油で炒めて香りを移し、炒めものに使います。パウダーは下味つけ、スープなどに適しています。
クミンのはなし
長い歴史を持つ代表的なスパイスとして古代ローマではじめて著された料理書にも登場するクミン。その独特の香りが、世界に広まるまでをひも解く。
エジプトが原産地とされるクミン。紀元前16世紀ころに書かれた最古の医学書と言われる[エーベルス・パピルス]に記録が残されているように、古代エジプトの時代から、長い歴史を持つ代表的なスパイスである。
紀元前14世紀頃に刻まれたギリシャの線文字bの銘板の香料リストのひとつとしても挙げられているように、その強い芳香は古くから人々を惹きつけてきた。
紀元前8世紀頃に書かれたとされている旧約聖書のイザヤ書の中で、クミンはディルと共に耕作法が紹介されており、原産地周辺でも古くから栽培されていたことがわかる。その後に書かれた新約聖書の中にも、税として収量の1/10が納められていたことが書かれている。
古代ローマ時代になると、紀元前4〜5世紀頃に美食家アピキウスによりはじめての料理本が記録される。ラムのシチュー、オリーブペースト、レバーパテ、野菜の蒸し煮など、クミンをはじめとするスパイスに熱狂していたことがわかる。
ペルシア帝国によるインド征服の時代、クミンはインドに持ち込まれたと言われている。アレクサンドロス3世によるインド遠征の際との説、アショーカ王が薬草としての香料植物説、移植に力を注いだ結果という説もあるが、いずれにせよ紀元前6世紀から3世紀の間の出来事である。インドとの貿易を経て中国がクミンを知り、その後シルクロードやアラブ商人による海路によって、東西のスパイスの往来は更に盛んになっていく。そして、大航海時代になりスペインやポルトガルによって新大陸へもたらされたクミンは、今や世界中で使われるスパイスのひとつとなっている。
参照元の本:『クミン料理の発想と組み立て』156ページ参照
クミンの効能
紳士に聞いた大航海時代が出てきました
今では馴染みのあるスパイスですが長い歴史と共に世界中に広まったんだなと思うとなんだか素晴らしいですね
クミンにはいろんないいところがあります
- 消化をスムーズに
- 若わしさを保つ
- 美肌美髪つるつるへ
- お通じが楽々に
- 質のいい眠りへ
こうしてクミンの香りはさまざまな効果とともに
これからも世界中の食卓を豊かにしていきます
食べる幸せ 選べる幸せ つづく